うっかり色の濃いものと白物を一緒に洗濯して色移りしたこと、ありませんか?
洗濯洗剤や酸素系漂白剤に漬け置きしても、全然落ちない…。
そんな時は、ぜひ還元型漂白剤と呼ばれるハイドロハイターを試してください。
ここでは私の体験をもとに、ハイドロハイターでの漂泊方法を詳細にレポートします。
色移りが落ちずに、諦めていた衣料があるそこのあなた!
数百円と気軽に買える値段なので、ハイドロハイターを一度試す価値はありですよ♪
目次
デニムの青が色移りしたワイシャツが、ハイドロハイターで真っ白に!
デニムの色移りは手強い!
先日、濃いインディゴのデニムと真っ白のワイシャツを一緒に洗濯したら、とんでもないことになってしまい…(泣)
色移りなどあった時、たいていは愛用している粉末洗剤 or 酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)での浸け置き洗いでなんとかなりました。
でも今回ばかりは、何度も漬け置き洗いをするもお手上げ~状態(泣)
そこで試したのが、ハイドロハイター。
正直もう捨てるしかないかな~と思っていたワイシャツも、以前より真っ白なんじゃ!?ってくらい真っ白に甦ったのです。
色移りしたワイシャツ【BEFORE】
実は色移りさせてしまったワイシャツのBEFORE写真を撮っていなくて・・・、ガーン。
一応イメージとしてはこんな感じです。

色移りしたワイシャツ【AFTER】
そしてこちらがハイドロハイターで、真っ白に甦ったワイシャツです!
シワシワなのはご愛敬w
なんか黄ばんでない?って思われた方。
このワイシャツ、もともとこういうアイボリーホワイトだったんです。
なので、きっちり”真っ白”に戻った認定で良いかと思います!
ハイドロハイターの特徴
この洗剤、とても小さくて手のひらサイズなのでご承知おきを。
普通の液体洗剤くらいのサイズを想像していた私は、ドラッグストアでいくら探しても見つからず、店員さんに聞いてようやく見つけることが出来ました。
というか、取り扱いがないお店も多いようなので、ネットで買った方が早い!
そしてこのハイドロハイター、白物衣料専用です。
そしてファスナー・ボタン・ホックなど、金属製の付属品には使えません。
上記のワイシャツ、胸ポケットが金属製のファスナーなんですが、少し色が変わりました。
濃い黒茶色から、薄い黒茶色になったような感じ?・・・なんかちょっとキレイになった感じ?
というのもこのハイドロハイター、鉄サビによる変色にも使えるんです。
Amazonのレビューでは、うっかりお風呂にヘアピンなどの金属を置いて、床がサビちゃった場合のサビ取りに使ったという方もチラホラ。
ハイドロハイターの使用方法
ハイドロハイターの使用方法(メーカー公式)
- タライなどに、40℃くらいのお湯を用意する。
- 使用量の目安は、お湯1Lに対しハイドロハイター5g(キャップ約半分) 。
- ハイドロハイターをお湯によく溶かし、30分~2時間浸し、水でよくすすぐ。
お湯準備するのめんどくさ~い!って思うかもしれませんが、わざわざ沸かすほどの温度じゃないのでご安心を。
給湯器から熱めのお湯をジャーっと、タライやバケツに溜めてください。
デニムの色移りを落とすことができるのか検証
インディゴデニムを色移りさせたガーゼのハンカチを用いて、ハイドロハイターで漂白できるのか!検証レポートです。
①こちらがBEFORE写真。ちゃんと撮りましたよ~。
向かって右の真っ白なハンカチに比べ、左のハンカチはデニムの青が色移りしています。

②給湯温度を高に設定し、ハンカチがつかる程度のお湯をタライにジャーッと入れます。
適した分量のハイドロハイターをお湯に投入し、まぜまぜ。
薬剤&高温なので、手で混ぜるときは、必ず厚手のゴム手袋をはめてくださいね!
③色移りハンカチを投入!しっかり浸してください。
④投入して、約10分後。
⑤投入して、約30分後。
⑥投入して、約1時間後。
⑦投入して、約2時間後。
メーカー公式の使い方では2時間以内ということなので、ここで漂白は終了します。
⑧水洗い後、洗濯機で洗濯&乾燥します。
(我が家では、タオル系は全て洗濯機で乾燥しちゃいます。)
⑨こちらがAFTER写真。見事に色が落ちましたね~!
というか、比較対象のガーゼハンカチが黄ばんでいるのがバレるw

ワイシャツを漂白したときの条件とやり方
検証したガーゼハンカチは、メーカー公式のやり方に則って漂白しましたが、ワイシャツのときはけっこう条件&やり方が異なっていました。
ワイシャツを漂白したときの条件
- 粉末洗剤(アタック高浸透リセットパワー)&50℃お湯で、一晩浸け置き 洗濯機で洗濯 干して乾燥、を1回行っていた。
- 酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)&50℃お湯で、一晩浸け置き 洗濯機で洗濯 干して乾燥、を1回行っていた。
洗濯物の色移りを落とすときに、気を付けなきゃいけないのが、乾かさないことです。
しかし私、ワイシャツを二度も乾かしてしまっていました(汗)
普通に洗濯する分には、「アタック高浸透リセットパワー」かなりお勧めです。
コスパも良いし、広告・宣伝一切ナシで商品評価するサイト「360.life 」で、洗濯洗剤部門2017年・2018年ともに1位を獲得しています!
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過炭酸ナトリウムも、我が家では衣類の漂白だけでなく、洗濯槽の掃除や風呂釜の掃除など大活躍です。
こちらもコスパが非常に良いので、常備がお勧め!
ワイシャツを漂白したときのやり方
- お湯の温度40℃を保つようにして、4時間ほど浸け置きしていた。
- その後温度管理はしない状態で、さらに2時間浸け置き 水洗い 洗濯機で洗濯 干して乾燥、を行っていた。
ワイシャツの時はIHヒーターの極弱にたびたびかけて、お湯の温度40℃以上を保つようにしていました。
2時間経過後まだ色が残っていたので、その状態でさらに2時間浸け置き。
あらかた色は落ちたように見えたけど、念のためIHヒーターからおろした状態でプラス2時間浸け置きしました。
メーカー公式では2時間以内となっていたので、4時間ほど長く浸け置きしていたことになります。
私は野田琺瑯の洗い桶(丸型)で浸け置きしてるんですが、丈夫でIHヒーターにもかけられるので重宝してます。
見た目にも素敵なので、オシャレインテリアのインスタグラマーさんにも人気ですね!
ハイドロハイター使用上の注意点
注意点として、
- 薬剤なので、使用時はゴム手袋(お湯を扱うので厚手がお勧め)を使うこと。
がありますが、なんといっても
というのが玉にキズ(泣)
成分に「二酸化チオ尿素」とあるんですが、これのせいなのかアンモニア臭のような、独特な臭さがあります。
なんというか劣化した昔ながらのゴム長靴の臭いのような・・・いや、そんなの嗅いだことないのでわからないけど。
とにかく臭いので、換気扇があるところでの浸け置きを強くお勧めします!!
まとめ:デニムの色移りを落とす!漂白剤ハイドロハイターがおすすめ。
- あきらめていた色移りには、還元型漂白剤ハイドロハイター!
- 40℃のお湯1L にハイドロハイター5g(キャップ半分)を溶かして浸け置きする。
- 2時間以上浸け置きしてもそれほど衣類(綿のワイシャツの場合)に影響なさそう。
- 白物衣料専用だけど、タグ表記くらいは影響ない。
- 金属製付属品は、変色する。
- 強烈に臭いので、換気必須!
塩素系漂白剤・酸素系漂白剤のほかに新たに還元型漂白剤という武器を手に入れて、もう色移りは怖くないですね!
しかし一番の対策は、予防です。
これまで書いてきたことを覆す内容ですが、色移りさせないことが一番!
お洗濯する際は、お互いに気を付けましょうね~(笑)
以上、ここまでお読みくださり有難うございました!
