みなさん、アク取ってますか?人間性のアクじゃなくて、料理の方です。
アク。漢字で書くと灰汁。
「はいじる」ってすっごい不味そうですが、名は体を表すってこのことで、アクを取るのと取らないのとでは料理の出来が全然違います。
ある日煮物を作り始めてからアク取りシートを切らしてしまったことに、気付いた私。
お玉ですくい取るのも勿論できるけど、ズボラーな私は手軽に簡単に料理を進めたい…。
調べたら、どうやらアルミホイルでアク取りできるらしいじゃないですか!
でも実際どれだけ取れるの?ってことで、アルミホイルでのアク取りを試してみました。
目次
アルミホイルでのアク取り検証
①こちらがアク取り前のBEFORE。
そう、今夜は牛丼です!
それはいいとして、全体的にアクが表面にあるのが見えるでしょうか。
②アルミホイルをくしゃくしゃっと丸めてから広げ、蒸気逃がし用に真ん中に穴をあけてから鍋に投入!

③煮込み始めて約25分。そろそろいいかな?
ってことで、こちらがAFTER。
すっきりキレイに灰汁が取れています!
⑤並べると判りやすいですね。
⑥鍋から取り除いたあとのアルミホイル。アクがいっぱい付いてます!

コスパ比較!アルミホイル vs アク取りシート
アク取りシートとアルミホイルでのアク取りと、コスパを比較しました。
ちなみにアク取りシートは100均のもの、アルミホイルはカインズホームの一番安いアルミホイル(2018/6/18現在)、という前提で比較しています。
項目 | アク取りシート | アルミホイル |
商品単価 | ¥108- | ¥98- |
入り数 | 10枚 | 16m(横幅25㎝) |
1回あたりの使用量 | 1枚 | 25㎝ |
1回あたりのコスト | ¥10.8/回 | ¥1.5/回 |
これだけアクが取れて、かつアク取り以外の本来の用途にも使える・・・。
これはもうアルミホイル一択かな!
アルミホイルでアク取り、その他メリットは?
- 捨てるときに、汁がポタポタこぼれない
- 捨てるときに、熱くない
- 適度に脂=旨味を残してくれる
キッチンペーパーや市販のアク取りシートで、アクを取る方法もありますよね。
ただキッチンペーパーやアク取りシートだと、汁を吸って捨てるときにポタポタこぼれるんです。
おまけに熱伝導率の高いアルミホイル、熱しやすく冷めやすい!
鍋から取り出せば、あっという間に冷めます。
もひとつ、アルミホイルでのアク取りだと適度に油を残してくれます。
油=旨味なので、お料理的に取りすぎるのも良くないんですよね。
アルミホイルでアク取りのデメリット
それは、脂がそこそこ残ること。
メリットの一つとしても挙げましたが、ダイエットや何らかの理由でカロリー制限している方にはデメリットにもなります。
脂を少しでも取り除きたいって方は、
- 油も取ると謳っている「アクも油もとるシート」などのアク取りシートを使う
- アルミホイルでアクを取ったあと、お玉で油をすくう
など、対策して対策してくださいね!
まとめ:アク取りにはアルミホイル!実際どれくらい取れるか検証。
- アルミホイルでもアクはしっかりキレイに取れる。
- 激安!コスパが非常に良い。
- 汁を吸わないので、捨てるのが楽チン。
- 捨てるときに熱くない。
- 油(旨味)を適度に残してくれる。
- 油を少しでも減らしたい人は別のやり方か、別途お玉ですくってね。
総合して、アルミホイルでのアク取りは非常にお勧めできます!
私のようになんとなーく惰性でアク取りシートを使い続けている方、変えてみるのも良いと思いますよ。
以上、ここまでお読みくださり有難うございました!
