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軒が深い家。実際に住んでみてわかったメリット・デメリット!

軒が深い家 メリット・デメリット
おぐ
おぐ
こんにちは、おぐ(@OGU_Blog)です。

住宅の購入を検討している方にとって、外観のデザインって最重要項目の一つといっても過言じゃないですよね。

住宅展示場に行っても、外観デザインがステキと思えるところから、見学に行っているんじゃないでしょうか。

2015年に注文住宅を建てた我が家も、外観デザインの設計には力を入れました。

【頭金なしでマイホーム】我が家は保険の見直しで手に入れました!

「和モダン」テイストの外観が希望だったんですが、その中でもいいなと思える家に共通していたのが、軒が深いということ。

実際に我が家も軒を深くしたんですが、住んでみてここまではっきりとメリット・デメリットが出るものか!とちょっとビックリしました。

軒の深い住宅を検討している方には、ぜひこちらを読んで頂きたいです!

こんなメリットとデメリットがあるんだよ~ってことを知って頂いて、実際にどうされるか決める上での手助けになってくれれば嬉しいです。

\注文住宅を考えている人へお勧めの記事/
ちょっと待って!住宅展示場、最初に行くのはデメリットが多いんです。

 

目次

そもそも軒(のき)ってどこのこと?

そもそも軒(のき)って、具体的にどこを指すの?って思う方もいますよね。

不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME’Sでは、下記のように説明されていました。

軒とは一戸建て住宅の屋根のうち、外壁や窓、玄関などよりも外側に出っ張って突き出ている部分のことを言います。
建物よりも突き出ているため、この部分が雨や雪、日差しを遮り、建物を守る役割があります。

参照:LIFULL HOME’S 今さら聞けない「軒って何?」軒のない一戸建てのリスクと対処法

 

我が家の軒はこんな感じ。

軒が深い家(1)

建物(壁部分)より、せり出した屋根部分を「軒(のき)」と呼びます。

見ておわかりになるかと思いますが、我が家はこの軒部分を深く造りました。

ちなみに、目の前に邪魔な電柱がありますが、これは敷地内にあるものです。

見た目には邪魔ですが、これのおかげで土地代が安く済みました!

興味がある方は、子育て世代には、大規模分譲地の売れ残り区画がお勧め!そのメリットとは。をどうぞ読んでくださいね!

 

軒が深いことのメリット

まずはメリットから。これは有難い!って順に説明しますね。

ベランダに雨が入ってこないので、洗濯物が濡れない!

これ!私が一番望んでいたことです!

干した洗濯物が雨に濡れるのが、とにかくもんのすご~く嫌だった私。

洗濯物は、主にここ↓で干しています。

軒が深い家(2)外から見たところ

 

 

軒が深いおかげで、横殴りの雨じゃない限り、すごいザーザー降りでも雨の影響はないんです!

おぐ
おぐ
も~、最っ高です!!

 

夏は涼しく、冬は暖かい。

軒によって、夏の強い日差しをさえぎることができる為、夏は本当に涼しいです!

よく

エアコン(冷房)は、最初に一気に冷やすのに消費電力を最も使う。だから1時間くらいの外出だったら、エアコンは消さない方がいい。

って言いますよね?

でもエアコン消してもそこまで室温が上がらないので、あまりそういうのを気にしなくなりました!

そして冬は太陽が低くなるので、意外と日の光は入ってきます。

季節による入射角度の違い(軒があると夏涼しく、冬暖かい)

 

おぐ
おぐ
夏に涼しいからって、イコール冬寒いってことじゃなくて良かった~!

 

建物に重厚感が出る。

軒の深い家

出典:ノーブルホーム

軒が深いことで、建物にどっしりとした重厚感が出ます

おぐ
おぐ
我が家もそこまで建坪があるわけじゃないんですが、軒のおかげで高級感3割増しです!

 

外壁が保護される。

軒があると、太陽光や雨が外壁にあたるのを防げます。

当然、外壁は保護されるわけで、気象条件などにもよりますが、建物の寿命が倍近く変わってくることもあるそう!

 

軒が深いことのデメリット

次にデメリットです。これが実はメリットと表裏一体という・・・。

ベランダに雨が入ってこないので、ほこりが流れない!

洗濯物が濡れない代わりに、雨でほこりが流れないんです…。

そのため、掃除が非常に大変!

これをなんとかする為に、2階の洗面台に分岐水栓を後付けしたくらいなのですよ(涙)

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部屋が暗い。

夏、日差しが遮られるってことは、採光も少ないということ…。

真っ暗ってわけではないんですが、日が入ってこない時間帯は、昼間でも室内の灯りは点けてます。

明るい自然光を部屋に取り入れたいって人には、はっきり言って深い軒はお勧めできません!

 

イニシャルコストがかかる。

当たり前っちゃー当たり前すぎるんですが、材料費・人件費ともにかかるわけですから、軒が無いまたは短いのに比べて、イニシャルコスト(最初に支払うお金)はかかります

メリットのところで「外壁の保護=建物の寿命が延びる」と書きましたが、その土地の気象条件や建物の条件などで寿命も異なってきます。

従って、最終的にどちらがお得になるか、単純に比較することは出来ません。

イニシャルコストがかかるのは、大きなデメリットにはなりますね。

 

まとめ:軒が深い家。実際に住んでみてわかったメリット・デメリット!

  • 軒が深いと、洗濯物が雨で濡れない!
  • 日差しが入らないので、夏は涼しい!冬は適度に日差しが入って暖かい!
  • 建物に重厚感が出る!
  • 外壁が保護されるので、建物の寿命が延びる!
  • 軒が深いと、ベランダのほこりが雨で流れない…。
  • 日差しが入らないので、昼間でも部屋が暗い…。
  • 当然、イニシャルコストはかかる…。

こうもメリット・デメリットが表裏一体とは!って感じですよね。

でも、同じことでもメリットと感じるか、デメリットと感じるかはあなた次第です。

家って人生で最大の買い物と言っても全く過言ではないので、正直自分たちだけではメリットとなるのかデメリットとなるのか、判別しかねるってことも多々あると思います。

そんな時は、公平な立場からアドバイスしてくれるプロに相談する、というのも一つの手です。

というか、実際私は注文住宅の無料相談サービスに相談して、色んなアドバイスをしてもらいました!

【無料】注文住宅の相談受付サイト【タウンライフ注文住宅相談センター】

 

人生最大の買い物である注文住宅、後悔の無いよう十分検討して、ぜひ素敵なお家を手に入れてくださいね!

以上、ここまでお読みくださり有難うございました!

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