こんにちは、おぐ(@OGU_Blog)です。
うちの長男だいず(4歳)、親の私が言うのもなんですが、とっても心が優しい男の子です。
そんなだいずが大好きな遊びがいわゆる「おままごと」。
男の子なのにおままごとが好きなの?うちの子って、もしかしてちょっと変わってる?
我が子がちょっと心配になったおぐ、おままごと好きな男の子について調べてみました。
目次
男の子だけど、おままごとが好き!
だいずが児童センターやお店のキッズコーナーに行くと、まずは野菜・お皿・包丁などのおままごと玩具にまっしぐらです。猫まっしぐらも真っ青です。
自宅でも私を遊びに誘う際は、もっぱらおままごと。
だいずの場合「自分がお父さん役!ママが赤ちゃん役!」というように明確な家族設定はしないのだけど、とにかく料理の真似事が大好き。
おもちゃの包丁を握りしめて、ひたすら料理をしてはお弁当やハンバーガーなどをせっせと作り、私に提供してくれます。
そこから派生して、だいずが店員さん・私がお客さん設定のお店屋さんごっこが始まったりもしてwww
だいずはぬいぐるみで遊ぶのも大好き。
次男そらまめ(0歳)が生まれてからは、ぬいぐるみを赤ちゃん設定にして遊ぶことが多くなりました。
だいずはそらまめのこともとても可愛がってくれるので、ぬいぐるみを赤ちゃんに見立てるのはわかるのですが・・・。
こういった具合で、なぜかみんな女の子設定なのです~。
おままごとをする男の子って、もしかしてセクシャル・マイノリティ・・・?
男の子は元気にかけまわって遊ぶもの、もしくは電車遊びや車遊びが好きだと思っていた私。
保育園にお迎えに行った際も、男の子たちが園庭で元気に走り回っているのに対し、女の子と一緒に、もしくは一人でおままごとをしているだいずの姿を見かけることが圧倒的でした。
そんな様子を度々見かける内に、もしかしたらだいずはLGBTの可能性があるのかな・・・?という考えがムクムク・・・。
セクシャルマイノリティLGBTs(SOGI)って何?
今はLGBTの末尾にsを付けた「LGBTs」または末尾にQを付けた「LGBTQ」、もしくは「SOGI」(ソジ)という言葉もあるようですし、色々な意味でだいずの可能性は未知数なわけです。
LGBTとは、セクシャル・マイノリティ(性的少数者)の代表的なものの頭文字をとったものです。だいぶ世の中に浸透してきた言葉ですよね。
- 「L」 Lesbian・レズビアン:女性同性愛者
- 「G」Gay・ゲイ:男性同性愛者
- 「B」Bisexual・バイセクシャル:両性愛者
- 「T」Transgender・トランスジェンダー:身体上の性別に違和感を持った人
現在ではこのLGBTの末尾にsを付けた「LGBTs」、末尾にQを付けた「LGBTQ」、もしくは「SOGI」(ソジ)という表現もされるようになってきたようです。
- 「s」:複数形の「s」の意。LGBT以外のあらゆる性的少数者が含まれることを表す。
- 「Q」Questioning・クエスチョニング、またはQueer・クィア:LGBTのどれにもあてはまらない人、自分の性別意識や性的志向が定まっていない人。
- 「SOGI」ソジ:「Sexual Orientation and Gender Identity (性指向と性のアイデンティティ)」の頭文字をとった言葉。すべての人が持っているそれぞれの性的指向、あるいは性別に対するアイデンティティーを意味する。
簡単に言うと、性別意識や性的志向はLGBTだけではないってこと!LGBTでは表現しきれないものを「LGBTs」「LGBTQ」「SOGI」で表しているってことですね。OGU的には考え方として一番「SOGI」がしっくりきましたが、世間に浸透するまでは「LGBTs」と表現するのがわかりやすいかな~と思いました。
Facebook英語版では選択できる性別が50種類もあるそうですし、多様な性はこれからますます身近になっていきますね。
《参考》
男の子なのにではない、男の子もおままごとが好き!
だいずのLGBTsの可能性についてぼんやりと考えていたある日、やはり保育園のお迎え時に保育園の先生と同じクラスの園児たちのやり取りでこんな声を耳にしました。
あれ、男の子がおままごとで喜んでる!?そのまま様子を眺めていると、ザ・おままごとセットという感じのおもちゃが用意されて、男の子も女の子もそれを使って仲良く遊び始めました。
目からウロコ~!だいずが特別なわけじゃなく、男の子もおままごとって好きなものなんだ!
先生にお話を伺うと、男の子・女の子関係なく、おままごとは人気の遊びだそう。心配せずとも、ほとんどの子どもなら誰でも通過するものなんですね。
おままごとの効果
おままごとをすることで、以下のような効果が期待できるそう。
①想像力が豊かになる。
だいずもごはんのメニューを自分で考えたり、紙をちぎってクレヨンでオレンジに塗ってみかんにしたり、三角の積み木をおにぎりに見立てたり、4歳児の持てる想像力を総動員していました。遊んでいる間中、脳内のシナプス凄いイキオイで伸びてるんでしょうね~。
②コミュニケーション能力が高まる。
ちょっと引っ込み思案なところがあるだいず。一人でおままごとする姿もよく見られましたが、女の子のお友達とおままごとをしたという報告も保育園の先生から度々ありました。おままごとは会話で成り立つ遊びなので、他の子とやり取りすることでだいずのコミュニケーション能力も高まってくれるといいなぁと願うOGUです。
③言葉が豊かになる。
OGUとおままごとをしている時も、「ん~、ん~」と一生懸命考えながら話すだいず。言葉のアウトプットの場であると同時に、あ~OGUの普段話している言葉をよく聞いているんだな~とか、そんな言葉どこで覚えたんだ!?とか、しっかりインプットもされているってことが確認できます。インプットとアウトプットの繰り返しで語彙力が増えるのは、大人も子どもも一緒ですね!
④実際のお手伝いに繋がる。
おままごと遊びが増えた頃から「だいずがやってあげる!」と積極的にお手伝いをするようになりました。特に料理のお手伝いが楽しそうで、先日子ども用の包丁を買ってあげたら、これまた嬉しそうにキュウリなどを切ってくれるだいず。まぁ今のところお手伝いなのか遊びなのかって感じですが、いつの日か料理を作ってくれるようになるかも!?と密かに楽しみにしているOGUなのです。
まとめ:男の子もおままごとが好き?我が子のLGBTs(SOGI)の可能性。
そんなわけで、おままごとは男女関係なく子どもの成長に密接に関わるものと理解したおぐ。
おぐが料理をしている時も車を運転している時もTPOをガン無視して仕掛けてくる4歳児のおままごと攻撃は正直しんどいですが、可能な限り付き合ってあげようと思います。
そしてだいずの将来を案じたが故ではありますが、多様な性の在り方をじっくり考える機会が持てたのは、おぐ自身にとって非常に良かったです。
セクシャル・マイノリティをカミングアウトしている人は今現在おぐの身近にはいませんが、だいずたち世代にとってはきっともっと身近な存在になっていることでしょう。
我が子自身だって、まだまだ未知数です。
子どもが多様な性について悩むことがあった時、認められる、そして柔軟なアドバイスができる親でありたいものです。
以上、ここまでお読みくださり有難うございました!